北京バイオリン第10話

北京バイオリン第10話「心のゴミ袋」の感想。

ここのところ展開がゆっくり。今回も阿輝と莉莉のやりとりが面白かった。もうこの二人から目が離せない。阿輝の過去ってなんだろう?もしかしてバイオリンと何か関係が?

印象に残ったのは、阿輝のセリフ。と言ってもうろ覚えだけど。「私がカウンセリング業をするのは、自分自身に悩みや辛い過去があるから」というようなことを言っていた。きっと本音なんだろう。

悩んで辛い思いをするからこそ人の苦しみを放っておけなくなる。真っ暗な深い穴ぼこの中でひとり寒さに震えるような辛さ、寂しさ。それをリアルに想像できるから、悩める人に寄り添って苦しみを少しでも共有したいと思うのではないだろうか。